菊陽町のよしもと小児科です

お問い合わせ・ご相談はお気軽にどうぞ
Tel.096-233-2520
トップページ >  第21話 今年はどうなる?

第21話 今年はどうなる?

小児科医のつぶやき|第21話 今年はどうなる?

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。昨年は新型インフルエンザに日本中が振り回され、当院でもいろいろご迷惑もおかけしましたことをお詫び申し上げます。幸い、昨年末よりインフルエンザに罹患するお子さんの数は減少傾向にありますので、これからしばらくは落ち着いていくのではないかと思います。但し、季節性の流行についてはどうなるか不透明な部分もありますので、今後も注意していかなくてはと思います。


さて、今年の大きな話題としては新しいワクチンの登場ではないでしょうか。肺炎球菌ワクチンと子宮頸ガンワクチンの接種がいよいよ始まります。どちらも重要なワクチンですので多くの方に接種して頂きたいのですが、いずれも任意接種のため自己負担金が発生します。多くの先進国では国が全額負担をしていますので、接種率が上がり予防効果が現れているようです。しかし、日本はやっと認可された段階ですので定期接種になるにはもうしばらく時間を要するのではないかと思います。先日も、この件で直接菊陽町の町長に任意接種の補助をお願いしたいと直訴しましたが、残念ながらいい返事は頂けませんでした。昨年からお願いしているのですが、どうも行政はこの種の問題については消極的なようです。重要とはわかっていても相当の負担となれば接種率は上がりません。今後も地道に訴えていくつもりですので、皆さんも関心をもっていただければと思います。Hibワクチンも夏頃には出荷数が増えるだろうと聞いておりますので、もうしばらくお待ち下さい。


早いもので、当院も今年の10月で7年目を迎えますが、目標としては今年もこれまで同様きちんとした診療を心掛けていきたいと思います。また、抗生剤の処方を少なくする事も進めていければと思います。最近は「発熱だけでは抗生剤はいらない」という考えが浸透してきたのか、「抗生剤下さい」と言われる方はかなり減少しました。「他で出されたけど、飲みませんでした」という方も多くなり、嬉しい限りです。これからも皆様のご理解とご協力お願いします。


個人的には、ダイエットの成果がどうなっていくのか、自分でも興味のあるところです。昨年に比べて、現在までに5kg程減量しました。食事制限している訳ではなく、水泳とランニングでここまで体重が落ちました。今年はあと3kg程減量したいなと思いますが、ここからが難しいですね。どうなりますやら。


あとは、やはりサッカーでしょうね。今年はJ2の試合数も少なくなり少し寂しくなりますが、ホームゲームは出来る限り応援に行きたいと思います。皆さんも熊本を元気にするために、スタジアムへ行きましょう!ですが、週末は娘のバスケットと息子の野球の応援もあり、平日以上に忙しいのであります。


いろいろ書きましたが、やはり何といっても子供達の健康を守ってあげるのが小児科医の最大の役目ですので、今後もスタッフ全員で頑張っていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。


【2010年1月】
よしもと小児科 吉本寿美

< 第22話 受験シーズン到来第20話 今年はどうだったのかな >

ページトップへ戻る
Copyright (C) 2012 yoshimoto Pediatrist Clinic, All Right Reserved.